
暮らしの確かな基盤となる、
高基準の構造。
3世代住み継がれることを可能とするため、住棟の躯体はコンクリートに対する水の比率を50%以下にし、壁はコンクリートの中に二重に鉄筋を配したダブル配筋。柱部分は継ぎ目のない溶接閉鎖形帯筋を使用するなど、耐震・耐久性に優れた構造を追求しました。
敷地内で実施した地盤調査に基づき、強固な支持層に杭を打ち込み、建物を支えます。
外壁には約150mmの厚さのコンクリートをはじめ、プラスターボードや発泡ウレタンフォームを採用。より断熱性・遮音性を高める構造としました。
室内に小梁の出ない中空スラブ工法を採用することで、広々とした空間を生み出しました。また、遮音性能を求め、コンクリートスラブ厚は約275mm〜300mmを確保。さらにスラブとフローリングの間に空気層をはさんだ二重床構造としました。スラブ面と床材面をクッションゴム付の脚で支え、音の伝達を防ぎます。
気になる流水音の配慮として、排水たて管には遮音シートを使用し、遮音効果を高めました。さらにパイプスペース部分などの壁は、天井・床スラブまで二重のプラスターボードを貼り伸ばし、グラスウールを充填しています。
窓を閉めていても、室内に新鮮な空気を取り込む24時間換気システムを採用。新鮮な空気をたえず給気口から取り入れることで、空気の滞留がないため、湿気や匂いもこもりにくく快適です。
本物件はJIS規格で「F☆☆☆☆」と認められた建築材料を採用しており、シックハウス対策に努めています。
サッシには防音効果の高いT-2等級のサッシを採用。窓外からの騒音を軽減するだけではなく室内から外部への音漏れも軽減します。T-2等級とは、JIS(日本産業規格)に定める遮音等級を表し、約30dBの遮音性能があります。
サッシには2枚のガラスで中間空気層を挟み込んだ複層ガラスを採用。中空層が断熱性を高くし、省エネ効果を発揮。
住戸内の冷気や暖気を逃さないようにすることが夏は涼しく、冬は暖かく暮らすポイント。外壁全体に断熱材を入れ、建物全体を包むように断熱材を施しています。これにより、冷暖房のエネルギー効率が上がります。
※一部のみ床:天井折返しあり
建物屋上には断熱材を内部ではなく外部に施工した外側断熱工法を採用。日中の外気温の影響を受けにくく快適な住環境を維持します。
優れた対震性と
安全性の玄関ドア
地震時に玄関ドアが開かなくなるトラブルが発生するケースがあります。そこで枠とドアの間に充分なスペースを確保した対震枠を採用し、避難口として確保できるよう配慮しました。
地震で枠が変形してもドアガードを外し、ドアを開けることができます。
地震時の変形で外圧がかかるとステンレスカバーがつぶれることで側圧をやわらげ、枠が変形してもドアが開けられる構造です。
ドアと枠間のヒンジ部に隙間をつくらない構造。指をはさむ心配がありません。
従来の約半分のハンドル操作力で扉を開けられる、開力軽減プッシュプルハンドル錠を採用。アシスト機能で扉と枠の間に隙間を作り、気圧差を減少できます。両手がふさがっていても、開閉が簡単です。
住宅性能表示制度とは、新築住宅の性能を10分野に分けて、全国共通のルールに基づいて第三者が客観的に評価し、等級や数値をわかりやすく表示する制度です。設計者や施工者、販売者に関係のない第三者が評価することで、安心して住宅を取得することができます。国土交通省に登録した第三者機関が共通のルールに則って評価するため、客観的かつ公平な評価となります。また等級表示または数値表示で性能が表示されており、他物件と比較しやすいのが特徴です。建設住宅性能評価書が交付された住宅については、トラブルが生じた際、国土交通大臣が指定する「指定住宅紛争処理機関」に紛争処理を申請でき、調停・あっせん・仲裁を受けることができます。
※九州住宅保証株式会社は国土交通大臣の「登録住宅性能評価機関」です。